
ZEA
国際 NGO
Zero-Emissions Academy
教育で気候変動に対抗する
現在私たちが直面している気候変動の大きな原因は、気候変動に対する十分な知識がないことによる関心の欠如です。 CO2排出量を大幅に削減できる技術や有効な対策は数多く存在していますが、気候変動に関する教育が不十分であるために対策が遅れているのが現状です。
ZEAについて

私たちは、急速な気候変動の流れを変えていくために、人々に寄り添った教育の力を強く信じています。私たちの非営利団体は、気候変動に関する幅広い分野を網羅する教育動画を無料で提供します。私たちの教育プログラムを通じて、世界中の人々に気候変動を解決できるという希望を与えることを目指しています。

寄付について
ZEAは気候変動への対策に役立つ教育に尽力しており、どんなに小さな寄付でも大きな助けになります。あなたのご支援は、持続可能な未来への大切な投資となります。 ご寄付いただいた資金は主に次のように使用され、以下のサポートに大きな役割を果たします。 ビデオ制作(予算の80%):私たちの目標は、気候変動とその解決策に関する意識を高めるための高品質な教育コンテンツを作成することです。これには、映像素材、背景音楽、各種ソフトウェアの費用が含まれます。例えば、パリ協定に関連するライセンス付き写真の取得には、約3万円の費用がかかります。 ウェブサイトの管理(予算の10%):サーバー維持費やコンテンツの制作など、ウェブサイトにかかわる費用が含まれます。ウェブサイトは私たちの教育を広めていくための重要な手段だと認識しています。 ZEAの運営費(予算の10%):内部会議や日常運営に関わるコストが含まれます。 当団体へのご寄付をご検討いただき、心より感謝申し上げます。

ボランティア
私たちは、気候変動に関する教育ビデオを制作するための熱意を持ったボランティアを募集しています。私たちのビデオ制作では、主にAdobe After EffectsとPremiere Proを使用しており、この分野にスキルを持つ方や、学びながら貢献したいと思っている方々を歓迎しています。私たちのチームの一員として参加してくださることを心からお待ちしています。 ボランティアとして参加してくださった方々には、感謝の気持ちとして制作したビデオのクレジットにてお名前や写真もしくは短いビデオを掲載させていただきます。この活動ではビデオ制作のスキルを磨くだけでなく、気候変動に関する意識を高める大きなやりがいを感じることができます。 もしこの機会にご興味を持たれた方は、お気軽に私たちにご連絡ください。私たちと共に気候変動に関する正しい情報を広め、環境に配慮した世界を目指す活動ができることを楽しみにしています。

メンバー紹介
現在、ZEAプロジェクトは、3人の正式なメンバーによって無報酬で運営されています。

藤原 裕之 教授
代表理事
ZEAの共同創設者。25年以上にわたり、太陽電池に関する研究を行い、総引用指数が10,000を超える約150の科学論文に貢献(Google Scholar)。太陽電池および太陽電池材料の光吸収に関する数々の書籍を出版、『ハイブリッドペロブスカイト太陽電池』(Wiley-VCH, 2021)、『太陽電池のための分光エリプソメトリー:第1巻&第2巻』(Springer, 2018)、『分光エリプソメトリー』(Wiley, 2007)など。早稲田大学を卒業後、東京工業大学で博士号を取得。 1996年から1998年まで、ペンシルバニア州立大学に研究員として在籍。1998年、通商産業省(現経済産業省)の電子技術総合研究所に入所。2007年、産業技術総合研究所の太陽光発電研究センターのチームリーダーに就任。現在、岐阜大学工学部電気電子工学部教授。(岐阜大学)

小林 智尚 教授
理事
ZEAの共同創設者。1998年から海洋波浪や高潮による災害の研究と予測を行っており、2014年からは海洋波力の発電ポテンシャルの予測に取り組む。また2006年からはタイなど海外諸国との共同で気象予報を利用した太陽光発電と風力発電の予測に関する研究も行っている。現在は岐阜大学社会基盤工学部教授。東京大学で博士号を取得。1988年から東京大学の助手、1991年からは東京理科大学の助手を務める。1998年から岐阜大学の助教授を務め、2007年に教授となる。

反保 衆志 教授
理事
ZEAの共同創設者。ZnO、ZnS、Cu2O、Cu2ZnSnSe4、硫化物化合物などの新しい化合物半導体を使用した薄膜成長、デバイス応用、および特性評価を研究。2011年からは、特にケステライト(Cu2ZnSnSe4など)太陽電池の製造と特性評価の研究を行っており、地球に豊富な材料を使用した持続可能な太陽電池開発に注力。最近では光電変換効率をさらに向上させるためタンデム太陽電池用のワイドバンドギャップ太陽電池の研究に取り組んでおり、太陽電池のコスト削減だけでなく半導体の利用拡大にも貢献すると期待されている。2002年に大阪大学で博士号を取得、2004年に産業技術総合研究所(AIST)に入所。現在は産業技術総合研究所の主任研究員および明治大学教授。